ばけらの!

ネタバレがあります。ご注意ください。

ばけらの! (GA文庫)

あんな下等霊どもに小説書く頭なんてあるわけないだろ

これって、もしかして今年のあれに対しての揶揄だろうか。だとするならば、私もそう思う。まあ、いいか。というか、イズナのモチーフしか分からなかった。まあ、いいか。あと、銭槍の絵、思い描いていたのと違った。そっちに重ねるのかよ。

さくらファミリア!、でもそうだったのだけれど、杉井光ってネタやギャグがあんまり面白くない。致命的、というわけではないのだけれど、この程度であるならば使わなければいいのに、と思う部分がちらほらと、いや、結構あった。おそらく、何を話していても面白いと思えるくらい仲のいい奴ら、がこれらのネタを使えば面白いのだろうけれど、それは気が合うからであって、テンションで水増ししているからであって、それをそのまま出されても…もう少し、何か捻りを入れてほしかった。杉井光って、全体的に直接的すぎる。言葉遊びとかも、どこかの戯言遣いの何年前のレベルにすら到達していないし…

というか、さくらファミリア!、の時の感想をそのまま流用できそうなことしか感じなかった。まあ、いいか。

というか、一万人で狼一匹分にしかならないのなら、どれだけ売れた計算になっているのだか…まあ、いいか。

というか、本書を買った時に近くにおいてあった、パラレルまりなーず2、をすごい勢いでジャケ買いしそうになった。ただ、1巻がなかったのと、内容がすごい勢いで微妙そうだったのとで、買うのをためらった。まあ、いいか。

というか、ほんとうのあとがき、が、かなりよかった。本書の中で、一番面白かったかもしれない。まあ、いいか。