生徒会の二心

ネタバレがあります。ご注意ください。


んー、ずいぶんと控えめになった感じ。まあ、まだネタ切れの心配は無さそうだけれど、このまま勢いがなくなっていくのだとしたら、やばいのではないだろうか。ほぼノリだけで成り立っている作品なので、それが薄れると、何のために読んでいるのかが分からなくなる。なので、失速しないで頑張ってほしいところ。

とあるキャラの過去話が出てくるのだけれど、うーん、どうやらこの作者はシリアスな展開があまり得意ではないようだ。だからこのような作品になっているのだろうけれど。それとも、これも何かのギャグの一種なのだろうか。けれど、だとしても、生徒会メンバーに、感動的、とか言わせているのは、なかなかいただけない。まあ、いいか。また、叙述トリックにもなりきれていないものを、あたかも、みんな勘違いさせられた、的な書き方をするのもちょっと…真儀瑠も勘違いしているのだから、二人呼び出す必要は全くなく、一人だけ呼び出せばいいだけの話なのに…オチを考えれば、仕方がないこととはいえ、もう少し上手い具合に書いてくれなければ、オチがモロバレなわけなのだけれど…それとも、それも全部ひっくるめてギャグなのだろうか。どっちつかずな展開にだけは、なってほしくなかったのに…

それはそうと、真冬が表紙の巻が出たら、鍵×中目黒、な話が丸々一話出てきそうでコワイ…