誰かのリビングデッド1

ネタバレがあります。ご注意ください。


前作、ドラゴンキラーあります、がとても面白かったので期待していたのに…肩透かしを食らわされた感じ。色々なところから影響を受けたのだろうな。と、思えるような部分が随所に見られる。というか、オリジナリティーが見て取れるのは店長ぐらいではないだろうか。前作の魅力の一つであったキャラ同士の会話も、今回は控えめ。どこを楽しめばいいのかが、いまいち分かりかねるなあ…

主様をお探し申し上げているのです

デルが不浄を探していたのは、リビングデッドを作成できるのはネクロマンサーだからという理由だったはず。けれど

俺がこの手で完全に粉微塵に壊したよ

あれ…魔女ってリビングデッド作成できたのか。とはいえ

魔女にさえ至れなかったネクロマンサーの高みだ

とあるので、おそらく魔女はネクロマンサーではないはず。魔女は特別、ということか。ただ、ネクロマンサー以外でもリビングデッドを作成できるのだとしたら、デルが主を見つけるのは相当困難になるはず。となると、もしかして、店長は嘘をついたのだろうか。何故魔女を弑逆されたのですか。これに対しての答弁は、彼らを納得させるための、方便だったのだろうか。まあ、いいか。

なにやら、フリーが魔女に思えて仕方がない。まあ、プラスは魔女の肖像画を持っているので、それはないだろうけれど。店長が蘇生させたとか…ないか。デルの主候補は、現時点では、プラスの前の主の弟子か。時期的にも丁度だし。まあ、次巻に期待。