Remember11

ネタバレはありません

感想というか、商品紹介のようになってしまったかも。

Remember11〈上〉こころ編 (ファミ通文庫)

Remember11〈上〉こころ編 (ファミ通文庫)

Remember11〈下〉悟編 (ファミ通文庫)

Remember11〈下〉悟編 (ファミ通文庫)

私を殺す 記憶の迷路

謎解き、サスペンス好きの人は、おそらく気に入るであろう。かの有名なインフィニティーシリーズの三作目のノベライズ。そろそろ四作目発売ということで、ここで感想を書く。はっきり言って、これを読むのであれば、ゲームをした方良いと思う。この作品は、時間がなくてゲームが出来ない人か、ゲームをクリアした人用だろう。私は、ノベライズはこの作品が初めてなのでわからないけれど、なかなかよく纏まっていると思う。不満な点を挙げるのであれば、若干キャラが違う人物がいるということ。若干展開が早いことぐらいであろうか。ああ、後は恋愛要素が若干強くなっているところもだろうか。まあこれは、プラスの点であるのかもしれないけれど。また、ゲームで謎のまま終わったところも補完されているので、やはり、ゲームを先にやる方が吉のような気がする。上巻が問題編。下巻が解決編になっている。上巻、ゲームでいうこころ編で、私は何一つ謎が解けなかった。というか、恐怖と焦燥感でそれどころではなかった。下巻、ゲームでいう悟編でも、明かされない部分が多すぎて、考察サイトを読み、やっと理解。ものすごい事実があった。シナリオを書いた人も、考察した方々も、偉大だ。エンディングはゲームと多少違う。設定自体が多少違っているのだけれど、これはこれで、ありだ。ニヤニヤが、止まらない。ああ、あのなぞなぞは、良かったなあ。