とらドラ9

ネタバレがあります。ご注意ください。

とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)

とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)


ポカーン。何だこれ…とりあえず地の文が崩壊しているような気が…2ヶ月で新刊が出たのは喜ばしいけれど、これならもう少し推敲してもよかったのではなかろうか…色々な部分がバラバラすぎる。地の文は統一してほしいなあ。あと、飛ばし読みするくらいに純粋に退屈な文章だった。加えて、場景描写が説明不十分。作者の思い描いていることを文章化しきれていないので、何でこうなっているの?という場面多数。

展開としては、文章の嵩を増やしているだけにしか見えない、竜児の、こいつ俺のこと好きなんだよな。引っ張りすぎで今更感がとても強い、実乃利の告白。唐突すぎる、母親ラッシュ。亜美ちゃん?何かしたっけ?みたいな。結構うんざりきた。一番気になったのが、大河のルイズ化。正直驚き。

そして、気にならない最後のあれ。無理やりにでもメイン同士をくっつけたいのだろうか。とりあえず、竜児の軸がぶれすぎていて、呆れてしまった。よく、女心は男にはわからない、みたいなことがあるけれど、その逆も然り、だと思った。